子供時代のお稽古ごと

末っ子に産まれた私には母の「最後の子育て」と言う気合いが満ち満ちていた様です。

とにかく上の子供たちで上手く行かなかった事は全て私で成功させたいと言う想いが熱かったと子供ながらに感じましたね。

定番のピアノはヤマハから始まり本格的なクラシックピアノの有名な先生に当時としては相当なお月謝を払って習っていました。

体操とスイミングは前回も書いた様にピアノを本格的に始動するまでは兄弟姉妹全員でバスで通う楽しいイベントでした。

公文式、お習字(硬筆)もやってたっけ。

その後、中学受験の為に学習塾に通い始め、ピアノ以外は全て辞めさせられ、ピアノも受験に専念する為に辞める事となります。

無事合格した後は身体の為にと週末のみスイミングを再開し、それが私のガス抜きになっていたかな。

お稽古を一生懸命して母に褒められるのが何よりの幸せと思っていたのが私の小学校時代かもしれません。でも小4の頃からピアノと塾しか無い、それが苦痛でたまりませんでした。

学校の放課後に友だちと遊べる日が1日も無く、帰宅してすぐにピアノの練習と塾通い。

この頃から精神的なストレスが溜まって来ていたように思います。

母の美味しい食事が楽しみなのは変わらずでした。